
ウサギさんの避妊・去勢手術は?
こんにちは!
今年もインフルエンザの予防接種をした看護師N(姉)です
いつも動物さん達が注射されている姿を「頑張れーいい子だねー!」と励ましていますが、やっぱり自分が注射される側になると怖いし痛いですね!😂
さて、今回はウサギさん🐰の避妊・去勢手術のお話です!
犬猫さんでは避妊・去勢手術を行うことはよく聞く話だと思います。
ではウサギさんは…???
あまり犬猫のような頻度や感覚でウサギさんの避妊・去勢手術の話を聞くことはないですよね。
そのため、比較的ウサギさんの患者さんが多い当院でも
「ウサギの避妊・去勢手術はした方がいいんですか?」
と飼い主様に聞かれる事が多いです。
当院としてはウサギさんの避妊・去勢手術をする事を勧めております。
『ウサギさんの患者さんが多い事』+『ウサギさんも長生きする子が増えている』
当院ではこの2つの条件が重なるため、最近は高齢になってから生殖器系のトラブルを抱えるウサギさんを多く見ます!
男の子では精巣が、女の子では子宮が腫瘍化などのトラブルが起こります。
特に見ている限りでは男の子より女の子で4~5歳くらいの子が多いような印象を受けます。
「少し前から食欲や元気がない」「血尿が出ている気がする」
などの理由で来院され、検査すると子宮が腫瘍化していた!
しかもかなり進行していた!というパターンがよくあります😨
治療としてはもちろん腫瘍化している子宮そのものを摘出する事が一番なのですが、
場合によってはウサギさん自身の体調が悪く手術すらできない状態や、
手術できたとしても、いざお腹を開けたらボコボコに腫れた子宮が腸管に癒着していたり、あちこちに腫瘍が飛んでいた…なんて事もありました😔
そんな経験が多くあり、当院ではウサギさんの避妊・去勢手術を勧めております。
でもあんな小さな身体に麻酔をかけて手術をするなんて心配…
これもよく飼い主様に言われる事ですし、そのお気持ちよくわかります!
健康な身体なのに避妊・去勢手術をして何かあったらどうしよう…
実際、麻酔のリスクは避妊・去勢手術でも犬猫さんの6倍あると言われています。
当院ではより麻酔のリスクを下げるため、1匹1匹の健康状態を考慮して手術の計画を立てていきます。
現在ウサギさんの健康診断キャンペーンを行っておりますが、健康診断を受けたウサギさんの中に元気も食欲もあって見た目としては何も問題がなかったのですが、検査をしたら子宮が腫瘍化しているウサギさんがいました💦
幸いウサギさん自身は元気だったためすぐに子宮摘出手術を行うことができ、手術後も今のところ元気に過ごしております!
避妊・去勢手術をした方がいいのか?
健康診断はどこまで検査が必要か?
病気になったらどういう治療の選択をしようか?
飼い主様だけではわからない事が沢山あると思います。
当院ではウサギさんが元気で健康に過ごしてくれるようしっかりサポートしていきたいと思いますので、気になる事がありましたらお気軽にご相談ください✨
今年もインフルエンザの予防接種をした看護師N(姉)です

いつも動物さん達が注射されている姿を「頑張れーいい子だねー!」と励ましていますが、やっぱり自分が注射される側になると怖いし痛いですね!😂
さて、今回はウサギさん🐰の避妊・去勢手術のお話です!
犬猫さんでは避妊・去勢手術を行うことはよく聞く話だと思います。
ではウサギさんは…???
あまり犬猫のような頻度や感覚でウサギさんの避妊・去勢手術の話を聞くことはないですよね。
そのため、比較的ウサギさんの患者さんが多い当院でも
「ウサギの避妊・去勢手術はした方がいいんですか?」
と飼い主様に聞かれる事が多いです。
当院としてはウサギさんの避妊・去勢手術をする事を勧めております。
『ウサギさんの患者さんが多い事』+『ウサギさんも長生きする子が増えている』
当院ではこの2つの条件が重なるため、最近は高齢になってから生殖器系のトラブルを抱えるウサギさんを多く見ます!
男の子では精巣が、女の子では子宮が腫瘍化などのトラブルが起こります。
特に見ている限りでは男の子より女の子で4~5歳くらいの子が多いような印象を受けます。
「少し前から食欲や元気がない」「血尿が出ている気がする」
などの理由で来院され、検査すると子宮が腫瘍化していた!
しかもかなり進行していた!というパターンがよくあります😨
治療としてはもちろん腫瘍化している子宮そのものを摘出する事が一番なのですが、
場合によってはウサギさん自身の体調が悪く手術すらできない状態や、
手術できたとしても、いざお腹を開けたらボコボコに腫れた子宮が腸管に癒着していたり、あちこちに腫瘍が飛んでいた…なんて事もありました😔
そんな経験が多くあり、当院ではウサギさんの避妊・去勢手術を勧めております。
でもあんな小さな身体に麻酔をかけて手術をするなんて心配…
これもよく飼い主様に言われる事ですし、そのお気持ちよくわかります!
健康な身体なのに避妊・去勢手術をして何かあったらどうしよう…
実際、麻酔のリスクは避妊・去勢手術でも犬猫さんの6倍あると言われています。
当院ではより麻酔のリスクを下げるため、1匹1匹の健康状態を考慮して手術の計画を立てていきます。
現在ウサギさんの健康診断キャンペーンを行っておりますが、健康診断を受けたウサギさんの中に元気も食欲もあって見た目としては何も問題がなかったのですが、検査をしたら子宮が腫瘍化しているウサギさんがいました💦
幸いウサギさん自身は元気だったためすぐに子宮摘出手術を行うことができ、手術後も今のところ元気に過ごしております!
避妊・去勢手術をした方がいいのか?
健康診断はどこまで検査が必要か?
病気になったらどういう治療の選択をしようか?
飼い主様だけではわからない事が沢山あると思います。
当院ではウサギさんが元気で健康に過ごしてくれるようしっかりサポートしていきたいと思いますので、気になる事がありましたらお気軽にご相談ください✨
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